当院の特色

診断・治療について

小児のさまざまな訴えに対して、診断・治療・他科への紹介・高次医療機関への紹介など適切に判断していきます。疾患の一部をご紹介いたします。
①感染症
感 冒をはじめとして、来院される方の80%は急性のウィルス感染症です。ウィルス感染には抗生物質は無効であるばかりでなく、乳幼児の下痢症をはじめとして 副作用も高頻度に認めうる薬剤です。とはいえ、「抗生物質を飲まなくてだいじょうぶかしら」というご両親の気持ちも理解できます。当院ではインフルエン ザ、RSウィルス、アデノウィルス、溶連菌などの各種迅速検査や血液検査による炎症反応(CRP)をチェックし、できるだけメリットのない抗生剤の処方を 控えたいと考えています。持続する発熱やひどい咳嗽、呼吸困難を呈する場合はレントゲン検査もお勧めいたします。これらの検査は、院内ですぐに結果をお知 らせいたします。
②アレルギー疾患
喘 息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーを数多く診療してきました。乳幼児のアレルギー疾患の多くはコントロールが良好であれば治癒が期待できます。学童、 成人のアレルギーは治療が困難な方もおられますが、エビデンスのある医療を中心に様々な治療の選択肢を考え、一緒に克服して参りましょう。
③夜尿症や低身長、その他
「こんなことで病院にいってもよいのかしら」と思わず、ご都合のよいときに是非ご相談ください。